DEV Community

TANIAOKA, Akihiro
TANIAOKA, Akihiro

Posted on • Updated on

13章69

もちろんです。このJavaコードにコメントを追加し、なぜ答えがCなのか説明します。

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        String[] array = {"A", "B"}; // 配列 array を定義し、要素として "A" と "B" を持つ
        int i = 0; // インデックス i を初期化
        while ( i < array.length ) { // i が array の長さより小さい間ループでAとBの要素だから2。i < 2
            int j = 0; // インデックス j を初期化
            do {
                ++j; // j をインクリメント(1 増やす)
            } while ( j < array[i].length() ); // j が array[i] の長さより小さい間ループ(A の長さは 1、B の長さは 1)
            System.out.println(array[i] + ":" + j); // array[i] と j の値を出力
            i++; // i をインクリメント(1 増やす)
        }
    }
}
Enter fullscreen mode Exit fullscreen mode

次に、実際にコードがどのように実行されるかを見てみましょう。

  1. 最初に array = {"A", "B"} という配列が定義され、インデックス i が 0 に初期化されます。
  2. while ループが開始され、i < array.length の条件をチェックします。この場合、array.length は 2 なので、i が 2 より小さい限りループが続きます。
  3. i = 0 のとき:
    • int j = 0;j が初期化されます。
    • do ループが開始され、++j によって j が 1 になります。
    • j < array[i].length() の条件がチェックされます。array[i] は "A" なので、array[i].length() は 1 です。j が 1 なので条件は満たされません。
    • したがって、System.out.println(array[i] + ":" + j); が実行され、"A:1" が出力されます。
    • i が 1 にインクリメントされます。
  4. i = 1 のとき:
    • int j = 0;j が初期化されます。
    • do ループが開始され、++j によって j が 1 になります。
    • j < array[i].length() の条件がチェックされます。array[i] は "B" なので、array[i].length() は 1 です。j が 1 なので条件は満たされません。
    • したがって、System.out.println(array[i] + ":" + j); が実行され、"B:1" が出力されます。
    • i が 2 にインクリメントされます。

以上のプロセスにより、出力は "A:1" と "B:1" になります。これが選択肢 C に該当するため、答えは C です。

追記

array[i].length()の仕組みについて詳しく説明します。

配列の仕組み

Javaでは、配列は同じデータ型の要素を格納するためのオブジェクトです。各要素にはインデックスを使ってアクセスできます。例えば、以下のように文字列の配列を定義します:

String[] array = {"A", "B"};
Enter fullscreen mode Exit fullscreen mode

ここでは、arrayという名前の文字列の配列を定義し、"A""B"という2つの要素を持っています。この配列の長さ(要素の数)は2です。インデックスは0から始まります。

配列の要素へのアクセス

配列の要素にアクセスするには、インデックスを使用します。

  • array[0]"A"
  • array[1]"B"

array[i].length()の仕組み

array[i]は配列のi番目の要素を表します。array[i]は文字列型の要素です。そのため、array[i]に対して文字列操作を行うことができます。

Javaの文字列(String)には、文字列の長さ(文字数)を返すlength()メソッドがあります。例えば:

String s = "Hello";
int len = s.length(); // len は 5 になります
Enter fullscreen mode Exit fullscreen mode

ここで、s.length()は文字列sの長さを返します。この場合、"Hello"の長さは5です。

同様に、array[i]も文字列ですので、その長さを取得するためにlength()メソッドを使用できます。

プログラムでの具体例

あなたのプログラムでは、以下の部分が関連しています:

int j = 0;
do {
    ++j;
} while (j < array[i].length());
Enter fullscreen mode Exit fullscreen mode
  • array[i]は、配列のi番目の要素、つまり文字列です。
  • array[i].length()は、その文字列の長さを返します。

例えば、i = 0のとき:

  • array[0]"A"です。
  • "A".length()は1です。

i = 1のとき:

  • array[1]"B"です。
  • "B".length()は1です。

そのため、j < array[i].length()の条件は、それぞれの文字列の長さとjの値を比較しています。

まとめ

  • array[i]は配列のi番目の要素(文字列)を取得します。
  • array[i].length()は、その文字列の長さを返します。
  • この仕組みにより、配列の各要素(文字列)の長さに基づいてループの回数が決まります。

Top comments (0)