このJavaのコードを見ると、main メソッドから test メソッドが null を引数にして呼び出されています。test メソッドでは、受け取ったオブジェクトの toString メソッドを呼び出し、結果をコンソールに出力しようとしています。
コードのフローは以下のようになります:
-
test(null)がmainメソッドから呼び出される。 -
testメソッドのtryブロック内で、obj.toString()が呼び出される。objはnullなので、NullPointerExceptionがスローされる。 -
catchブロックが実行され、「A」がリターンされる前に、コンソールに出力される(しかし、まだリターンはされない)。 -
finallyブロックが実行され、「B」がコンソールに出力される。 - そして、
catchブロックのリターン文が実行され、「A」がmainメソッドに返される。 -
mainメソッドは、testメソッドから返された値を受け取り、コンソールに出力する。
結果的にコンソールには次のような出力がされます:
- 「B」が
finallyブロックから出力される。 - 「A」が
mainメソッドによって出力される。
したがって、答えは「[B] [A] と表示される」、すなわち選択肢 C になります。
では、コードにコメントを付け加えて説明しましょう。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
// mainメソッドからtestメソッドを呼び出し、その返り値を出力します。
// testメソッドにはnullが渡されます。
System.out.println(test(null));
}
// testメソッドはObject型の引数を受け取ります。
private static String test(Object obj) {
try {
// ここでobj.toString()を呼び出していますが、objがnullなので
// NullPointerExceptionが発生します。
System.out.println(obj.toString());
} catch (NullPointerException e) {
// 例外が捕捉されたら、"A"をリターンする前に
// ここで"A"をリターンする意図を示しますが、実際にはまだリターンしません。
return "A";
} finally {
// finallyブロックは例外があってもなくても実行されます。
// ここで"B"を出力します。
System.out.println("B");
}
// tryブロックが正常に終了した場合はここで"C"をリターンしますが、
// 今回はcatchブロックから"A"がリターンされます。
// このリターン文は実行されません。
return "C";
}
}
プログラムの実行フローは次のとおりです:
-
mainメソッドがtestメソッドをnullを引数にして呼び出します。 -
testメソッド内でobj.toString()が呼び出されるとNullPointerExceptionがスローされます。 -
catchブロックが例外を捕捉し、"A" を返すことを示しますが、実際にはfinallyブロックが実行されるまでは返されません。 -
finallyブロックが実行され、「B」がコンソールに出力されます。 -
finallyブロックが終了すると、catchブロックからのリターンが実際に行われ、"A" がmainメソッドに返されます。 -
mainメソッドは "A" を受け取り、これをコンソールに出力します。
結果としてコンソール上には「B」が先に出力され、「A」が後に出力されます。
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