もちろんです。このJavaコードにコメントを追加し、なぜ答えがCなのか説明します。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
String[] array = {"A", "B"}; // 配列 array を定義し、要素として "A" と "B" を持つ
int i = 0; // インデックス i を初期化
while ( i < array.length ) { // i が array の長さより小さい間ループでAとBの要素だから2。i < 2
int j = 0; // インデックス j を初期化
do {
++j; // j をインクリメント(1 増やす)
} while ( j < array[i].length() ); // j が array[i] の長さより小さい間ループ(A の長さは 1、B の長さは 1)
System.out.println(array[i] + ":" + j); // array[i] と j の値を出力
i++; // i をインクリメント(1 増やす)
}
}
}
次に、実際にコードがどのように実行されるかを見てみましょう。
- 最初に
array = {"A", "B"}という配列が定義され、インデックスiが 0 に初期化されます。 -
whileループが開始され、i < array.lengthの条件をチェックします。この場合、array.lengthは 2 なので、iが 2 より小さい限りループが続きます。 -
i = 0のとき:-
int j = 0;でjが初期化されます。 -
doループが開始され、++jによってjが 1 になります。 -
j < array[i].length()の条件がチェックされます。array[i]は "A" なので、array[i].length()は 1 です。jが 1 なので条件は満たされません。 - したがって、
System.out.println(array[i] + ":" + j);が実行され、"A:1" が出力されます。 -
iが 1 にインクリメントされます。
-
-
i = 1のとき:-
int j = 0;でjが初期化されます。 -
doループが開始され、++jによってjが 1 になります。 -
j < array[i].length()の条件がチェックされます。array[i]は "B" なので、array[i].length()は 1 です。jが 1 なので条件は満たされません。 - したがって、
System.out.println(array[i] + ":" + j);が実行され、"B:1" が出力されます。 -
iが 2 にインクリメントされます。
-
以上のプロセスにより、出力は "A:1" と "B:1" になります。これが選択肢 C に該当するため、答えは C です。
追記
array[i].length()の仕組みについて詳しく説明します。
配列の仕組み
Javaでは、配列は同じデータ型の要素を格納するためのオブジェクトです。各要素にはインデックスを使ってアクセスできます。例えば、以下のように文字列の配列を定義します:
String[] array = {"A", "B"};
ここでは、arrayという名前の文字列の配列を定義し、"A"と"B"という2つの要素を持っています。この配列の長さ(要素の数)は2です。インデックスは0から始まります。
配列の要素へのアクセス
配列の要素にアクセスするには、インデックスを使用します。
-
array[0]は"A" -
array[1]は"B"
array[i].length()の仕組み
array[i]は配列のi番目の要素を表します。array[i]は文字列型の要素です。そのため、array[i]に対して文字列操作を行うことができます。
Javaの文字列(String)には、文字列の長さ(文字数)を返すlength()メソッドがあります。例えば:
String s = "Hello";
int len = s.length(); // len は 5 になります
ここで、s.length()は文字列sの長さを返します。この場合、"Hello"の長さは5です。
同様に、array[i]も文字列ですので、その長さを取得するためにlength()メソッドを使用できます。
プログラムでの具体例
あなたのプログラムでは、以下の部分が関連しています:
int j = 0;
do {
++j;
} while (j < array[i].length());
-
array[i]は、配列のi番目の要素、つまり文字列です。 -
array[i].length()は、その文字列の長さを返します。
例えば、i = 0のとき:
-
array[0]は"A"です。 -
"A".length()は1です。
i = 1のとき:
-
array[1]は"B"です。 -
"B".length()は1です。
そのため、j < array[i].length()の条件は、それぞれの文字列の長さとjの値を比較しています。
まとめ
-
array[i]は配列のi番目の要素(文字列)を取得します。 -
array[i].length()は、その文字列の長さを返します。 - この仕組みにより、配列の各要素(文字列)の長さに基づいてループの回数が決まります。
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