要約
Bird SMS APIは、米国宛送信メッセージあたり0.00331ドル、米国発信受信メッセージあたり0.003ドルという低価格で利用可能です。競合他社と比較してもエントリーレベルの料金が非常に安価で、1日5通までの無料SMSが使える無償プランも提供されています。Proプラン(月額49ドル)には1,000通分のSMSクレジットが含まれます。
はじめに
MessageBirdは2023年にBirdへブランド変更し、AIを活用したオムニチャネルコミュニケーション(SMS、WhatsApp、Eメール、音声通話)を単一プラットフォームで提供することに注力しています。従量課金制へと料金体系が刷新され、TwilioやVonageなど他社よりも低価格が実現されています。
💡 SMS統合を今すぐ構築するなら
Apidogでは、Bird APIリクエスト設計・テスト・応答検証がコード不要で可能。最新の料金データも取得でき、Bird SMS統合のテストが数分で行えます。詳しくは apidog.com をご覧ください。
この記事では、2025~2026年のBird SMSコスト構造・コスト増加要因・競合比較・実装手順を解説します。
Bird SMS料金概要
BirdのSMS利用料金は2階層で構成されています。
- プラットフォームプラン料金(月額サブスクリプション)
- メッセージごとの従量課金
| プラン | 月額費用 | 含まれるSMS数 |
|---|---|---|
| 無料 | 0ドル | 1日5通のSMS |
| Pro | 49ドル | 1,000通/月 |
| Enterprise | カスタム | カスタムボリューム |
プランのSMS上限超過時は、下記の従量課金が発生します(米国番号の場合):
- 送信SMS: 1通あたり0.00331ドル
- 受信SMS: 1通あたり0.003ドル
詳細は bird.com/en/pricing/sms を参照してください。
料金の内訳:SMS、MMS、WhatsApp、Eメール
SMS
米国宛送信SMS:0.00331ドル/通。150ヵ国以上へ直接接続可能。国別料金の一例:
| 国 | 送信料金(概算) |
|---|---|
| 米国 | ~0.00331ドル |
| 英国 | ~0.036ユーロ |
| オーストラリア | ~0.009ユーロ |
| ドイツ | ~0.056ユーロ |
| インド | ルートにより異なる |
| ブラジル | ~0.047ユーロ |
注意: 米国・カナダでは追加キャリア手数料(10DLC, Toll-Free等)が別途発生します。
MMS
MMS(画像付きメッセージ)は米国・カナダでサポート。料金はSMSの約3~5倍で、国やプランによって異なります。最新情報は bird.com/en/pricing/sms を参照。
BirdのWhatsApp料金は2要素で決まります。
- Bird処理手数料(1,000メッセージ単位):
| ボリューム | 1,000メッセージあたり手数料 |
|---|---|
| 1~1,000 | 0.001ドル |
| 1,001~100,000 | 0.005ドル |
| 100,001~500,000 | 0.0045ドル |
| 500,001以上 | 0.004ドル |
- Metaパススルー手数料(会話単位、国・内容で異なる) 米国番号例:
- マーケティング会話:0.0250ドル
- ユーティリティ会話:0.0034ドル
- 認証会話:0.0034ドル
BirdはMeta手数料を原価で転嫁します。
Eメール
API経由のEメール送信は1通0.001ドル~(ボリューム次第で単価低減)。Proプランで月10,000通まで無料枠。コスト効率の良いチャネルです。
音声通話
BirdのVoice APIは従量課金制。米国発信:1分あたり約0.013~0.015ドル。着信はより安価です。大量利用は営業窓口へ。
Birdの請求額に影響する要因
1. 国・キャリアルーティング
送信先によって料金は大きく異なります。例:ドイツ(~0.056ユーロ)、バングラデシュ(~0.208ユーロ)、ブルンジ(~0.269ユーロ)は米国の10~80倍。国際SMS前には最新料金表の確認を推奨。
2. 電話番号の種類
- ロングコード(10DLC): 標準番号。ブランド・キャンペーン登録必須。
- ショートコード: 5~6桁、高スループット、月額500~1,000ドル。
- フリーダイヤル: 中程度のコスト・スループット。
番号の月額レンタル料は別途発生。
3. メッセージ長・エンコーディング
- GSM-7: 160文字/セグメント
- Unicode: 70文字/セグメント
160文字超や絵文字使用時はセグメント数が増え、従量課金も加算。
4. チャネルミックス
ワークフローでSMS送信失敗時にWhatsApp等へフォールバック設定する場合は、それぞれのチャネル利用料金が発生します。BirdのFlow Builderで自動化可能ですが、コストシミュレーションを事前に行いましょう。
5. ボリューム
公式な段階的ボリューム割引は非公開ですが、大量送信時はEnterpriseプランで交渉可能。
隠れた費用と手数料
米国キャリア手数料(10DLC)
- ブランド登録:1回約4~44ドル
- キャンペーン登録:月額約10ドル/キャンペーン
- メッセージごとの追加料金:数セント
これらは米国キャリア(AT&T, T-Mobile, Verizon)が設定し、Birdは原価で請求。
電話番号のレンタル
- ロングコード:月1~2ドル
- フリーダイヤル:月2~3ドル
- ショートコード:月500~1,000ドル
受信ウェブフック・処理
受信SMSごとに0.003ドル(米国)。オプトアウトや自動応答の運用時も発生。
プラットフォームサブスクリプション
Proプラン(月49ドル)は固定。送信量が少ない場合は従量課金がコストの中心となります。
Birdと競合他社の比較
主要プロバイダーの米国宛SMS料金比較:
| プロバイダー | 米国宛送信SMS | 米国発信受信SMS | 備考 |
|---|---|---|---|
| Bird | 0.00331ドル | 0.003ドル | 最低水準の料金、オムニチャネル対応 |
| Twilio | 0.0079ドル | 0.0079ドル | 基本料金高め、巨大なエコシステム |
| Telnyx | ~0.004ドル | ~0.001ドル | 競争力あり、キャリア直結 |
| Plivo | 0.0055ドル | 0.0005ドル | 受信料金が安価、シンプルなプラットフォーム |
Birdは送信単価で優位。Twilioはボリュームディスカウントあり。シンプルなAPI利用だけならTelnyxやPlivoも検討対象。Flow Builderによる自動化や複数チャネル統合の要件がある場合、Birdのトータルコスト優位性が際立ちます。
Birdの利用開始方法
無料アカウント作成
bird.comでアカウント登録。クレジットカード不要で1日5通のSMSテスト可。ブランド・キャンペーン登録
米国10DLC対応にはブランド/キャンペーン登録が必須。Birdダッシュボードから申請(通常1~3営業日)。電話番号取得
BirdのNumbers APIまたはダッシュボードでロングコード番号をプロビジョニング。APIコール実行
REST API(JSON形式)でSMS送信。例:
curl -X POST https://api.bird.com/v1/messages \
-H 'Authorization: AccessKey {YOUR_API_KEY}' \
-H 'Content-Type: application/json' \
-d '{
"originator": "{YOUR_NUMBER}",
"recipients": ["{DESTINATION_NUMBER}"],
"body": "テストメッセージ"
}'
公式ドキュメント docs.bird.com には各種SDK(Node.js, Python, PHP, Go, Java, Ruby)・認証・Webhook設定方法も詳細に記載されています。
結論
Bird SMS APIは、米国宛送信0.00331ドルという業界最低水準の単価で利用でき、無料プランでAPIテストも容易です。Proプランでは月1,000通のSMS込みで、チームでの本格利用もすぐに開始できます。
コスト計算時は10DLCキャリア手数料・番号レンタル・国際料金などの追加費用も必ず考慮してください。特に国際送信や大量配信時は見積精度が重要です。
本番導入前は、Apidogを使ってBird SMS統合をエンドツーエンドで検証しましょう。Apidogはリクエスト設計・環境変数・テストチェーン・配信アサートをワンストップで提供します。
よくある質問
米国でのBird SMS APIのメッセージ単価は?
米国宛送信SMS:0.00331ドル、米国発信受信SMS:0.003ドルです(APIティアの基本料金)。追加で10DLCキャリア手数料が発生します。
BirdはMessageBirdと同じ?
はい。MessageBirdは2023年にBirdへリブランド。APIエンドポイントや一部ドキュメントでは旧名称が残っています。
受信SMSも課金対象?
米国発信受信SMS:1通0.003ドル。オプトアウト返信やヘルプキーワード応答も課金対象です。
無料プランの内容は?
1日5通のSMS、10通のEメール、15通のAIエージェントメッセージを無料提供。クレカ不要でAPIテスト可。
Twilioとの価格差は?
Birdの米国宛送信SMS(0.00331ドル)はTwilio(0.0079ドル)の半額以下。月10万通の場合、Birdは約331ドル、Twilioは約790ドル(ボリュームディスカウント除く)。
隠れた費用は?
10DLCブランド登録(4~44ドル)、キャンペーン登録(月10ドル/件)、番号レンタル(月1~2ドル)、国際メッセージは高額です。
実際のメッセージ送信なしでAPIテストする方法は?
ApidogのSmart Mock機能でBird API応答をシミュレート可能。BirdのサンドボックスやApidogのテストシナリオ連携で安全に検証できます。
【参考リンク】
Top comments (0)