要するに
- 米国ロングコードSMS(送信/受信):1メッセージあたり $0.0083
- MMS送信:$0.022 / MMS受信:$0.0165
- トールフリーSMS:$0.0083(+キャリア料金)
- ショートコードレンタル:ランダム 月額$1,000 / バニティ 月額$1,500
- 10DLCブランド登録:一回限り $4.50(2025年8月更新)、キャンペーンは月額$1.50~$10
- 電話番号(ロングコード):月額$1.15 / トールフリー:月額$2.15
- キャリア料金はすべての基本料金に追加
- 月間150,000メッセージ超で自動ボリュームディスカウント
- 無料トライアルあり、開始にクレジットカード不要
はじめに
Twilioは、多くの開発者にとって標準的なSMS APIです。ドキュメントが充実していてAPI設計も洗練されていますが、サイドプロジェクトから本番運用へ拡大すると、料金構造が複雑化しコストも急増します。メッセージごとの単価だけでなく、基本料金・キャリア追加料金・電話番号・10DLC登録費用などが加算されます。
💡 SMS連携の構築前に十分なテストを!
Apidogを使えば、Twilio WebhookのOpenAPI仕様に基づく自動テストシナリオを構築できます。ステータスコードやレスポンスボディのスキーマ検証、CI/CDでの契約テストの自動化も可能です。本番移行前にApidogでSMSワークフローを無料検証しましょう。
この記事では、Twilioの料金体系の詳細、コストに影響する要素、競合サービスとの比較、開発者が押さえるべきポイントを解説します。
Twilio SMS料金の概要
Twilioは従量課金制を採用しています。メッセージセグメントごと、電話番号ごと、追加機能や登録ごとに料金が発生します。契約や最低利用料は不要(エンタープライズ契約を除く)です。
米国ロングコードSMSの基本料金は送信/受信ともに1セグメントあたり$0.0083。しかし実際にはキャリア料金や番号レンタル料、コンプライアンス登録料が毎月加算されます。
月間150,000メッセージを超えると番号タイプごとに自動でボリュームディスカウントが適用されます。
料金の内訳:SMS、MMS、トールフリー、ショートコード
ロングコードSMS(10桁の電話番号)
ロングコードは米国A2Pメッセージングの標準です。
| メッセージタイプ | セグメントあたりの料金 |
|---|---|
| SMS送信 | $0.0083 |
| SMS受信 | $0.0083 |
| MMS送信 | $0.022 |
| MMS受信 | $0.0165 |
ポイント
Twilioは「1メッセージ」単位ではなくセグメント単位で課金します。GSM-7では160文字、Unicode利用時は70文字が1セグメントです。たとえば、200文字の平文SMSは2セグメント分の料金になります。
トールフリー番号
トールフリー番号もロングコードと同じSMS料金($0.0083/セグメント)ですが、MMS受信料金は若干高くなります($0.02)。初期費用や10DLC登録不要で、大量配信に向いていますが、最大スループットには番号検証が必要です。
ショートコード(5~6桁の番号)
ショートコードは高スループットキャンペーン向き。SMS料金は$0.0083ですが、番号レンタル料が高いです。
| ショートコードの種類 | 月額費用 |
|---|---|
| ランダム | $1,000(四半期請求) |
| バニティ | $1,500(四半期請求) |
| 持ち込みバニティ | $500(四半期請求) |
MMS対応時は一回限り$500のセットアップ費用が別途かかります。
ボリュームディスカウント
Twilioは番号タイプごとに自動的に階層型割引を適用します。
| 月間メッセージ数 | セグメントあたりの料金 |
|---|---|
| 1~150,000 | $0.0083 |
| 150,001~300,000 | $0.0081 |
| 300,001~500,000 | $0.0079 |
| 500,001~750,000 | $0.0077 |
| 750,001~1,000,000 | $0.0075 |
| 1,000,001以上 | $0.0073 |
※ロングコード・トールフリーなどのメッセージ数は合算できません。
Twilioの請求額に影響する要因
電話番号の種類
送信元番号のタイプで適用される料金が異なります。複数番号タイプを使い分けると割引基準に到達しにくくなります。
メッセージセグメント
メッセージは1セグメント単位で課金。長文やUnicode利用時は、1通あたりのコストが倍増することも。
キャリア料金
Twilio基本料金に加え、米国キャリアごとに追加料金が上乗せされます。
ロングコードSMS送信時のキャリア追加料金例:
| キャリア | 送信料金 |
|---|---|
| AT&T | $0.0035 |
| T-Mobile | $0.0045 |
| Verizon | $0.004 |
| US Cellular | $0.005 |
| その他 | $0.004 |
MMSはさらに高額(AT&T: $0.009, T-Mobile: $0.01 など)。
例:
AT&T宛SMSは Twilio料金 $0.0083 + キャリア料金 $0.0035 = $0.0118/セグメント
宛先国
国際SMSは料金が大きく異なります。例:イギリス $0.04、インド $0.0029、ブラジル $0.075。
10DLC登録
米国A2P 10DLCではブランド/キャンペーン登録が必須。未登録はキャリアでブロックされます。
隠れたコストと手数料
10DLC登録費用
2025年8月以降、TCRによる新料金に更新。
ブランド登録:
- 個人事業主/低ボリューム:$4.50(1回)
- 標準(二次審査含む):$46(1回)
キャンペーン登録:
- 審査費用(1回):$15/キャンペーン
- 月額:タイプ別 $1.50~$10
| キャンペーンタイプ | 月額料金 |
|---|---|
| 個人事業主 | $2 |
| 低ボリューム混合 | $1.50 |
| 標準 | $10 |
| チャリティ/501(c)(3) | $3 |
| 緊急サービス | $5 |
審査異議申立てや再試行にも追加費用が発生します。
電話番号料金
ロングコード:月額$1.15
トールフリー:月額$2.15
大量番号を利用する場合は合計額に注意。
メッセージ処理失敗時手数料
「失敗」扱いのSMSごとに$0.001課金。デバッグや配信エラー時に積み重なる場合あり。
オプション機能のアドオン
エンゲージメント(リンク短縮・クリックトラッキング)やコンプライアンスツール使用時:
最初の1,000通無料、以降1通あたり$0.015加算。
サポートプラン
無料開発者サポートは制限あり。有料サポートは月額$250から。
Twilioと競合サービスの比較
| プロバイダ | 米国SMS送信 | 米国SMS受信 | 電話番号 | 10DLC要件 |
|---|---|---|---|---|
| Twilio | $0.0083 + キャリア料金 | $0.0083 + キャリア料金 | $1.15/月 | はい |
| Plivo | $0.005 | $0.00035 | $0.80/月 | はい |
| Telnyx | $0.004 | $0.004 | $1.00/月 | はい |
| Bird(旧MessageBird) | ~$0.007 | ~$0.007 | 変動 | はい |
Plivo、TelnyxはTwilioより低価格。特にPlivoの受信は大幅に安価。Telnyxはキャリア料金の扱いが異なるため、総額比較が必要です。
Twilioは開発者体験・ドキュメント・グローバル展開・機能面で優位。シンプルな大量配信ならPlivo/Telnyxも選択肢。
Twilioを無料でテストする方法
Twilioはクレカ不要の無料トライアルアカウントを提供。少額クレジットが付与され、SMS送受信やWebhookテストができます。
トライアルのポイント:
- テスト番号のプロビジョニング
- API経由でSMS送受信
- Webhook配信のテスト
- コンソールや利用ログの確認
未検証番号宛SMSには"Sent from your Twilio trial account"のプレフィックスが付きます。削除には有料アップグレードが必要。
アップグレード後も従量課金で最低利用料なし。
ApidogでTwilio SMS連携をテストする方法
Twilio認証情報とWebhookを設定後、Apidogのテストシナリオを使って連携テストを自動化できます。手動テストでは検出しにくいWebhook仕様の不一致もキャッチ可能です。
テストシナリオ構築手順例:
- TwilioのWebhookエンドポイント仕様をApidogテストシナリオにインポート
- SMS送信・配信コールバック受信・返信処理など各メッセージフローのステップを追加
- オーケストレートモードでステップを並べ、順番に実行
-
{{$.stepId.response.body.field}}形式でデータをステップ間連携(例:メッセージSIDを利用)
これにより、Twilio APIの実際の利用フロー(送信→SID返却→Webhook受信)を自動テストとして再現できます。
契約テスト
Apidogの契約テスト機能で、OpenAPI仕様とレスポンスの自動突合。
- HTTPステータスコード一致
- 必須フィールドの存在確認
- 各フィールドの型検証
- 余分なフィールドの検出
独自アサーションスクリプトを記述せずに、仕様準拠の自動検証が可能です。
はじめ方
Apidogを無料でダウンロードし、Twilio API仕様をインポート。Webhookスキーマを定義し、SMS送受信フローを模倣するテストシナリオを組みましょう。
結論
Twilio SMS APIの料金は米国ロングコードで$0.0083/セグメントからですが、実際はキャリア料金・番号レンタル・10DLC登録料も加算されます。AT&T宛送信なら$0.0118/セグメント、10DLCキャンペーンは月額$10追加も。
料金体系は透明で、ボリュームディスカウントも自動適用。ただし見かけの単価だけでなく総コストを見積もることが重要です。
コスト算出後は、連携を構築し、Apidogのテストシナリオ&契約テストでWebhookフローやAPIレスポンスの自動検証を行いましょう。
よくある質問
Q: Twilioでの米国SMS送信の基本料金はいくらですか?
A: 米国ロングコードSMS送信は$0.0083/セグメント。キャリア料金が上乗せされます。AT&T宛なら$0.0118。
Q: Twilioは受信SMSにも課金しますか?
A: はい。ロングコード・トールフリーで$0.0083/セグメント。発信元キャリアによっては追加料金も。
Q: 10DLCとは?費用は?
A: 10DLCは米国のA2P SMS登録制。ロングコード利用時はブランド登録$4.50(1回)、キャンペーン種別で月額$1.50~$10。
Q: Twilioのショートコード料金は?
A: ランダムショートコードは月額$1,000(四半期請求)、バニティは月額$1,500+MMS有効時は$500(1回)。SMS料金は$0.0083。
Q: Twilioはボリュームディスカウントを提供している?
A: はい。月間150,000通超で自動割引(最大で$0.0073/セグメント)。エンタープライズは個別交渉でさらに割引。
Q: Twilioの無料トライアルはある?
A: あり。クレジットカード不要、クレジット付き。トライアル中はSMSにプレフィックス付き。
Q: SMSでTwilioの安価な代替は?
A: Plivo(送信$0.005/受信$0.00035)、Telnyx($0.004)等。いずれも10DLC登録は必須。Twilioはドキュメントと機能面で優位。
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