「ローカル環境だと思ってアイテムを編集したら実は本番環境だった😱」みたいな経験、ありませんか?私はあります。何度かやらかしました。
本番環境にアクセスしていることが視覚的に分かれば、こんな事故は起きないはずです。
ということで、この記事では環境ごとにSitecoreの管理画面の色を変更する方法を紹介します。Sitecoreのカスタマイズは不要です。
こんな感じの画面になります。一目瞭然ですね。
変更方法
お察しの方もいらっしゃるかもしれませんが、Chromeの拡張機能であるStylusを使用します。Stylusを使用すると、特定のURLで任意のCSSを適用することができます。
まずはChromeにこの拡張機能をインストールしましょう。Firefox, Operaでも使用することができます。
インストールしたらStylusの管理画面を開き、左側のメニューから「新スタイルを作成」をクリックします。
スタイルの編集画面が表示されるので、まずは適当な名前をつけて保存してください。
次に左側のメニューの「インポート」をクリックします。テキストエリアが表示されるので、以下のCSSをコピペして「スタイルを上書き」を選択してください。
@-moz-document url-prefix("http://foo.prod.sc"), domain("bar.prod.sc") {
.sc-globalHeader, .scRibbon .chunk, .scRibbonToolbarStrip {
background-color: #3765bf;
}
.scRibbon {
background-color: #1c3e7d;
}
.scRibbon .chunk, .scRibbonToolbarStrip,
.scRibbonNavigatorButtonsActive,
.scRibbonToolbar .scRibbonToolbarStrip {
background-color: #6b94e1;
}
.sc-applicationContent-main {
background-color: #c3ddff;
}
}
@-moz-document url-prefix("http://foo.prod.sc/sitecore/login"), domain("bar.prod.identityserver") {
body, .login-outer {
background: none;
background-color: #6998ff;
}
.login-page [for='Username']:before, #loginLbl:before {
content: "【本番環境】 ";
}
.login-page [for='Password']:before, #passLabel:before {
content: "【本番環境】 ";
}
}
以下のように2つのCSSが読み込まれます。上が管理画面のスタイル、下がログイン画面のスタイルです。
それぞれのスタイルの下部に「適用先」とあるので、上のスタイルに管理画面のURL(ドメイン)を指定して、下にスタイルにログイン画面のURL(ドメイン)を指定してください。
最後に保存すればおしまいです。実際にSitecoreにアクセスしてみてください。
Sitecoreのイメージカラーの補色っぽい色を設定していますが、もし色が気に入らなければ適当に変えてください。
それでは、Happy Sitecoring!
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