Mercurialで安全にパスワードを保存する

Mercurialでパスワードを保存するには、以下のように記述する方法があります。

[auth]
example.com.prefix = https://example.com
example.com.user = xxxxxxx
example.com.password = xxxxxxx

ですが、生パスワードを記述するので安全とは言えません。
そこでMercurial-Keyring拡張を使います。
以下のように、この拡張を有効にしてパスワード設定を削除しておくと、初回のみパスワード入力を要求されてパスワードデータデースに保存されます。
次回からはパスワードデータデースを利用するため安全にパスワードを保管できます。

[extensions]
mercurial_keyring = /path/to/mercurial_keyring.py

[auth]
example.com.prefix = https://example.com
example.com.user = xxxxxxx

Windows版のTortoiseHGはこの拡張が同梱されているので、以下の設定だけで有効にできます。

[extensions]
mercurial_keyring =

その他、パスワードの保存先など詳しくはTortoiseHg v1.0.0 documentation/8.5. Mercurial-Keyringに記載されているので参考にしてください。