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dala00
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プログラミングをはじめた時のこと Windows3.1編

プログラミングをはじめたのは確か中学生か高校生の頃。

もうはっきり覚えてないけど、中学で年に数回しかなかったPCの授業でタッチタイピングをして驚かれた記憶があるので、多分中学ではやっていたんじゃないかと思う。

はじめて実家で買ったPCは富士通のFM-V。Windows3.1が入っていた。まだファイル名が8文字+拡張子だった頃。

家ではほとんどゲームばかりしていたので、その関係でゲームを作りたいと思うようになっていった。普段から頭の中で自分で作った新しいゲームの妄想などをしていた。
なのでプログラミングについてはずっと興味津々だった。

一度PCを持っている友達の家にいき、ゲームを見せてもらったことがある。しかもそれがその友達の知り合いが作ったゲームということですごく興奮したのを覚えている。
自分でも作れるようになりたかった。

とはいえまだインターネットをやってる人もあまりいなかった時代。まだパソコン通信という名前で一部の人がやっているっぽいことを雑誌か何かで知っていただけだった。
当然うちでは繋がってなかったので、今みたいにネットで調べて勉強、みたいなこともできなかった。ほんとに時間がもったいなかったなと思う。
今の若い人はとてもうらやましい。

しかしある日、とある雑誌を見つけた。なんとそれは、Visual Basicの体験版が同梱されている雑誌。
早速その雑誌を買って、自宅のPCでプログラミングをはじめた。
僕のプログラミングの第一歩。

体験版なので作ったものを保存したりができなかったのだが、それでも毎日すごく夢中になって頑張って何かを作っていた。
多分ちょっとした使い方なんかはその雑誌についていたんじゃないかと思うので、それで色々やっていたと思う。
ウィンドウの背景を青のグラデーションにするのにハマっていたので、作るアプリケーション全て背景がそんな感じになってた。

多分ゲームやプログラミングなど好きなことばかりやって引きこもっていたので、
友達も少なく、どうやって楽しく遊んでいいかもわからず、その後もしばらくは周りと馴染めずに過ごしていたけど、
こうやって楽しくプログラミングをしていた姿が今となると、
将来自分の幼い息子がこうやって何かに夢中になって励むのだろうというまだ見ぬ姿に重なり、
なんとなく誇らしく、微笑ましい気持ちになる。

その後はあまり記憶が定かではないのだが、恐らくおじいちゃんにたのんで、多分学生向けの激安VBの製品版を買ってもらったのではないかと思う。多分高校生くらい?

製品版ともなると、拡張子exeの実行ファイルを作ることができるようになる。それだけでものすごく興奮した。

色々なものを作った記憶がある。一問一答のカードリストを自分で作れるソフトとか、
スタートアップに登録してPC起動時に起動するようにして、10秒以内にパスワードを入力しないとPCをシャットダウンさせるソフトとか。
(弟に文句を言われたので外した。当時は自分の好みにPCの中を整理したかったので、他の人に使われるのが嫌だった)

このあたりも情報収集方法は本屋だけだった。毎月フリーソフトが100個とか入っているCDがついた雑誌を購入していた。
あとは立ち読みして情報収集していたんじゃないかと思う。学校帰りにいつもPCコーナーに立ち寄って本を見ていた。

そういえばふと思い出したけど、すごくハマっていたフリーソフトがあった。
ボールみたいなキャラクタを操作してハンバーガーを集めるゲームで、ステージがテキストで作られているので自分で改造できるという代物。

とても面白くて、しかもフリーソフトということで普通の人が作っているということなのでとても興奮してファンになった。
その人に憧れて、自分も何か作ると似たような体裁の説明書txtを作ったりしていた。
(ネット繋がってないから公開もできないのに)
確か1000円寄付した覚えがある。
作者名もゲーム名も思い出せない。なんだろ…
(※思い出しました。FlyingJumpというゲーム)

あと雑誌で、スクリーンセーバーも作れるという方法を見たので、試して作ってみたりした。
手に入れたフリーソフトで自分の声を録音してそれをかもめの声のように高くなるよう変換し、かもめが海を飛んでいるスクリーンセーバーとかを作っていた。
春夏秋冬4パターンを作ろうと思ったが途中で飽きてやめてしまっていた気がする。

スクリーンセーバーを作れるということは描画はできるっぽいんだけど、その時ゲームを作っていたかは全然覚えていない。

そういえば、センター試験の選択問題はBASICのプログラミングがあったので、いつもそれを選んでやっていた。
普通に数学解くよりめちゃくちゃ簡単だった。

あとはすごい技術がたくさん詰まった5000円くらいの分厚い本を買ったのだが、多分他のことにハマったのか受験で忙しくなったのかは忘れたが、
ほとんど使わずじまいになってしまった。

まあそんな感じで、自分では気づいていなかったかもしれないが非常に充実した時間を過ごしていたと思う。
プログラミングが好きな人は、せっかくなのでガッツリハマって楽しんで欲しい。
この時代、やりたいことは何でも調べてできるのだから。

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