三部作:基礎理論編 / 応用理論編 / ユーザーマニュアル編
SUNO MAXIMIZER〜ユーザーマニュアル編
SUNO MAXIMIZER (Ver. 0.9)
SUNOのSTYLEプロンプトを、実験的なTTMプロセスで最適化する。このシステムは汎用である。ほぼすべてのプロダクトを、同じ枠で最適化できる。音楽は、いま手元にある質的案件である。
思想は短い。最適化されていないものは作れない。量的案件の核は誤差因子と機能評価である。質的案件では、誤差因子を置けないことが多い。SUNO MAXIMIZER は誤差因子を使わない。直交表とSN比は、実験が高い時代の道具だ。AIの情報単位は TOKEN である。数値でもカテゴリの点数化でもない。近い意味は近くに座る。許容差設計は、質を維持して価格を安くすること。向きがあるかどうかは、課題にそのニーズがあるかだけである。コンテキストは三つある。データマイニング、自分の実験、コミュニティで共有された実験。評点を他人に渡すときは、評者のプロファイルを対にする。計測系の無い数字は、使い物にならない。
| この機械がすること | 人がすること |
|---|---|
| 歌詞と条件から実験票を出す。Style を SUNO に貼れる形にする | 曲を出し、総合の男評点と女評点を書く |
| 0点からの差 F を出し、単独(男性)・単独(女性)・共通方案を返す | 6項は任意。モニターの負担が重いなら空でよい |
| 欠測を穴埋めせず、どの仮説が検証不能かを言語で出す | 棄却は「はい」と理由。平均に入れない |
| プロファイル付きの実験パックを書き出し、他人のパックを庫へ入れる | 出身・年代・好みを先に書く。欠けたパックは共有しない |
インストール — エージェントに文書を渡す
作業ディレクトリへ、次の四文書を置く。Claude Code、Codex、Grok Build などのエージェントに、「これらの文書に基づいてプログラムを作ってください」と指示する。あとは、ほかのプロダクトへの転換も含めて、カスタマイズは自由である。
| 文書 | 役割 | 先に読むか |
|---|---|---|
| SUNO_MAXIMIZER~TTM_基礎理論編_ver0p9 | 核と枠。TOKEN、許容差の向き、コンテキストの三分法 | 最初 |
| SUNO_MAXIMIZER~TTM_応用理論編(質的最適化)_ver0p9 | 質的。ラーメンと音楽。共通フロー | 二番 |
| SUNO_MAXIMIZER(番外編)~TTM_応用理論編(量的最適化)_ver0p9 | 量的。ボウリングとロケット。機械とは独立 | 二番の姉妹 |
| SUNO_MAXIMIZER~ユーザーマニュアル編_ver0p9 | 画面と Excel とパック。ダッシュボード三段 | 三番。プログラムの前 |
| SUNO_MAXIMIZER~TTM_事例研究編_ver0p9 | 2027カナダの実測。枠は触らず右側を直す | プログラムのあと |
インストール — 手元で動かす
システムの出力はダッシュボードまでである。分析のあとタブ5が開く。runs/dashboard.html に、要望、入力、因子、コンテキスト、欠測、予測 Style が一枚で残る。Excel とパックは、その材料である。
すでに suno_opt_machine があるなら、起動は二行である。
cd suno_opt_machine
python run.py
必要なら先に pip install -r requirements.txt。ブラウザが http://127.0.0.1:8765/ を開く。開かなければ手で開く。タブは五つある。実験計画、結果分析、プロファイル、コンテキスト交換、ダッシュボード。
この文書(ユーザーマニュアル編)は、その機械の思想の一部である。基礎が変われば応用も事例も機械も変わる。逆は許さない。
用語 — 「誤差」とだけ書かない
誤差の三文字だけでは、統計の残差か、タグチの誤差因子か、分からない。この文書では、機能を乱す条件を誤差因子と書く。誰のために設計するかを適用対象と書く。男性と女性は、SUNO MAXIMIZER では二つの適用対象である。誤差因子ではない。
| 用語 | 定義 |
|---|---|
| 誤差因子 | 使う場所で機能を乱す条件。設計者が水準を自由に選べない。温度、レーン摩擦、風向。SUNO機械では空。 |
| 適用対象 | 誰のために方案を出すか。男性と女性は、二つの適用対象である。 |
| 単独方案 | 一つの適用対象で測度最大。男評点の最高、女評点の最高。平均しない。 |
| 共通方案 | 両方の適用対象で残る方案。需要があるときだけ出す。誤差因子最適とは呼ばない。 |
| ロバスト | 誤差因子がある案件で、乱れに強いこと。レーン摩擦、風向。適用対象の共通方案とは別語。 |
| 文脈(AUX) | 車内で誰が選曲するか。適用対象と重なりやすいが、同じものではない。 |
| 計測系 | 評者のプロファイル。適用対象の人が、同時に点数をつけることが多い。 |
| 実験のばらつき | 同じ方案を繰り返したときの差。誤差因子ではない。 |
| TOKEN | AIに入る意味の単位。Style文や口コミ。数値でもダミー変数でもない。 |
| 許容差設計 | 質を維持して価格を安くすること。TOKENが質を運ぶ。金額化は必須ではない。 |
| 向き | 課題がその手法に向くか。許容差なら、安くするニーズがあるか。 |
男性にも女性にも受ける曲が欲しい、は本物の需要である。それは共通方案である。二つの評点を誤差因子の外側配列と見て平均すると、誰の曲でもない点が残る。単独を先に出し、共通は代金付きで後から出す。
SUNO MAXIMIZER は誤差因子を使わない。車内騒音や夜冬を技術名で置ける、という事前の読みは、機械の列にしない。質的最適化の理論一般では、方案の差と人の差が分離できるときに限り、誤差因子の欄を埋めてよい。分離できないなら空である。ラーメンは空である。
歌詞を落として、実験票を出す
データマイニングのあと、SUNOで精度を上げる。評点はプロファイルと対で出す。
日付 2026-08-19。ver0p9。起動は suno_opt_machine で python run.py。ブラウザが http://127.0.0.1:8765/ を開く。
| 先に結論 |
タブは五つ。計画、分析、プロファイル、コンテキスト交換、ダッシュボード。 GO は中間分析と Excel を出す。Style 列を SUNO に貼る。 TOKEN が質を運ぶ。許容差設計は質を維持して安くすること。この案件は向かない。 コンテキストは三つある。語彙 Excel、自分のSUNO評点、コミュニティのパック。 評者のプロファイルが無い実験結果は、共有しても使い物にならない。 6項は任意。総合の男評点と女評点があれば製品は選べる。 欠測は穴埋めしない。どの仮説が検証不能かを画面に出す。 最適化の本体は予測Styleである。実施行の最高は参照条件である。 ダッシュボードは三段。中間(実験条件)、暫定終了(予測)、確定終了(確認)。 実験は最大4因子。確度が高い因子は固定する。 システムの出力はダッシュボードまでである。Excel とパックは材料である。 この機械は誤差因子を使わない。問題になる交互作用は制御因子同士である。 男性と女性は適用対象。単独を2本出し、共通方案は需要があるとき出す。 黄色セルだけ埋めて戻す。枠は触らない。 |
四つの問い
| 問い | 答え |
|---|---|
| 最初に押すボタン | タブ3で評者を書き、タブ1の GO |
| SUNOに貼る場所 | Excel 4_SUNOコピペ の Style |
| 評点の置き場 | 3_実験票の黄色。5点、小数点可。6項は空でよい |
| 戻すと何が出るか | ダッシュボード。予測Styleと解析の一枚 |
0. この機械は何か
歌詞と条件 → 中間分析 → 実験票 → 評点を戻して最適化。
SUNO専用の最適化機である。基礎理論編と応用理論編の枠を、案件に埋め込む。事例研究編の10案採点を、人が回せる形にした。
直交表は組まない。SN比は出さない。因子の数は決める。水準は言語のまま残す。方案は全件評価する。
| 置くもの | 機械がすること | 人がすること |
|---|---|---|
| 歌詞 | 制約と棄却を読む | 改変しない |
| 条件プロンプト | 年・国・年齢・場面を読む | 短い日本語で書く |
| 語彙Excel | 0点と様式の行を拾う | 任意。既定で付く |
| 実験数 | 提案する。上書きできる | 4–10が本筋 |
| SUNO出力 | — | 聴かせて黄色セルを埋める |
1. コンテキストは三つある
LLMに入る表は、手段が三つある。どれか一つでは足りない。基礎理論編の新しい定義である。
| 手段 | 中身 | ラーメンでの対応 | この機械 |
|---|---|---|---|
| データマイニング | Webや既存表から直す | 食べログの店一覧 | 年代×国の様式Excel |
| 自分の実験 | 機械が人に依頼する | 試食はしていない | SUNOで曲を出し、プロファイル付きで採点 |
| コミュニティ | 他人の同じ型の表 | 他店主の四列 | sunoctxパック。Fに足さない |
| 協力 | 当たってから精度を上げる | 店を読んでから一杯を設計 | GOのあと評点を戻し、パックを出す |
データマイニングだけで止めると、事前の定性読みで終わる。実験だけで始めると、0点も制約も無い。コミュニティを平均に足すと、誰の曲でもない点が残る。順番は、読む → 評者を書く → 提案する → 聴く → 右側だけ書き直す → パックを出す。
2. 見る交互作用が違う
タグチは誤差因子×出力。この機械は誤差因子を使わない。見るのは制御因子同士。
タグチメソッドは、誤差因子と出力の交互作用を使って品質を改善する。扇が閉じればロバストである。量的案件の核はそこである。SUNO MAXIMIZER は誤差因子を使わない。車内騒音の列を出さない。外側の聴取をしていないからである。
AI適用で問題になるのは、制御因子間の交互作用である。様式×声。編成×歌詞。BPM×車内。実験計画法は二元配置でこれが見える。タグチの直交表は、交互作用を列に割り当てても現場では使わない。この機械は、行の差として読む。
| 型 | 見え方 | 扱い |
|---|---|---|
| 適用対象の分離 | 男案は男、女案は女が勝つ | 二つの評点を平均するな。単独を2本出す |
| 交差 | 声の効果が適用対象で逆転する | 構想が違う。別方案にする |
| 乗法的 | ピアノ+サックスを外すと落ちる | 舞台指示を残す |
| 閾値的 | 76BPMだけ車内で沈む | 水準の切り方を変えるな。行を足せ |
3. 画面のパネル
計画、分析、プロファイル、コンテキスト交換。ヘルプに同じ表がある。
| パネル | 役割 | 触るもの |
|---|---|---|
| A 歌詞 | 必要機能。チャートより先 | txtを落とすか貼る |
| B 条件 | 年・国・年齢・場面・主導権 | 短い日本語 |
| 実験数 | 空なら提案値 | 3–12。本筋は4–10 |
| 語彙Excel | データマイニングの材料 | 任意 |
| GO | 中間分析と実験票 | 押す |
| C 中間分析 | 0点、制約、何本要るか | 読む |
| D 実験一覧 | 各本の役割とStyle | コピーもできる |
| タブ2 | 評点を戻す。欠測を仮説単位で出す | 黄色セルを埋めたExcel |
| タブ3 | 評者の計測系 | 性別・年代・出身・好み |
| タブ4 | 実験結果の輸出入 | sunoctx.json |
4. タブ1 — 実験計画
4.1 起動
フォルダ suno_opt_machine で python run.py を実行する。ブラウザが開かなければ http://127.0.0.1:8765/ を手で開く。既定の歌詞欄には、ワークスペースの 歌詞.txt が入っている。
4.2 条件の書き方
散文でよい。年が4桁で入っていればそれを使う。カナダ、日本、イギリス、韓国、フランスを読む。30代、20代、40代を読む。Highway 401、車内、クラブを読む。男性だけ、女性だけ、も読む。古い言い方の男主導も読む。書けなければ既定は 2027・カナダ・30代・車内・両方 である。
4.3 GO のあと
中間分析は実験の前に出す。0点の行、歌詞の制約、年次の読み、提案本数、各本がどの交互作用を見るか。提案と違う本数にしたければ、実験数を書いてからもう一度 GO を押す。
既定の5本はこうである。E1 が0点。E2 が男製品候補。E3 が女製品候補。E4 が2位。E5 が同じ編成の女声。E5が、制御因子「声」の交互作用を見る行である。
5. Excel と SUNO
| シート | 使い方 |
|---|---|
| 0_使い方 | この表の短縮版 |
| 1_条件 | 年次と歌詞全文。Custom Lyrics にはここを貼る |
| 2_中間分析 | GOが出した読み。実験中は触らない |
| 3_実験票 | 黄色セルだけ埋める |
| 4_SUNOコピペ | Style を1本ずつコピーする |
| _meta | 隠してある。消すな。戻すときに方案定義が要る |
SUNOの操作は短い。Custom で曲を作る。Style に英語ブロック。Lyrics に固定歌詞。アーティスト名は入れない。入れた瞬間に、特定の声を模倣しにいく。
評点は5点満点、小数点可。男評点と女評点があれば分析できる。公道・疲れ・30代・歌詞・年次・AUX の6項は任意である。全部入れば加重平均する。棄却は「はい」。理由を書く。平均に入れない。
6. タブ2 — 結果分析
記入済みの Excel を落とす。「分析する」を押す。単独(男性)・単独(女性)・共通方案が出る。F は 0点からの差である。両方に受ける曲は共通方案である。低い方の評点を最大化する。誤差因子最適とは呼ばない。代金は、一方の単独を捨てた側が譲る点である。
交互作用の表は、様式×声、編成×歌詞、BPM×車内を見る。文脈分離なら2本出す。交差なら構想が違う。乗法的なら舞台指示を外すな。
6.1 男性と女性は適用対象である
男評点と女評点は、誤差因子の外側配列ではない。誰のために曲を出すかである。単独を2本出す。両方に受ける需要は、共通方案として代金付きで出す。二つの点を平均するな。男主導・女主導・1曲ロバストという古い画面名は使わない。主導は文脈の言葉である。
最適化結果 Excel の 2_最適Style を、次のSUNOに貼る。歌詞は変えない。枠(三分法、許容差の向き、0点の定義)は変えない。動くのは右側の評点だけである。
7. やらないこと
チャート1位で歌詞を上書きするな。
方案の外に0点を出すな。
男性と女性を誤差因子に入れて平均するな。単独を先に出し、共通は代金付き。
AUXを誤差因子に入れて平均するな。文脈である。
棄却を −∞ として平均するな。
Style にアーティスト名を入れるな。
_meta シートを消すな。
ニーズの無い課題を許容差設計と呼ぶな。
実測が事前表と食い違っても、枠を作り直すな。重みと誤差係数と、次の実験行だけを動かす。
8. よくある詰まり
GO を押しても Excel が無い
中間分析の下にダウンロードがある。ポップアップを止めていなければ、/download/experiment がファイルを返す。
分析が「3_実験票が無い」と言う
この機械が吐いたファイルを戻す。自分で新規ブックを作ると _meta もシート名も無い。
評点を書いたのに欠測になる
黄色の男評点・女評点が空である。6項だけ埋めて総合が空でも読めるが、列名を変えると読めない。
実験数を12にした
できる。語彙Excelから行を足す。評者の時間が足りなくなる。本筋は4–10である。
9. 起動の一行
cd suno_opt_machine
python run.py
必要なら pip install -r requirements.txt。ブラウザが http://127.0.0.1:8765/ を開く。
事例研究編の本文を、実測のあとに改訂する。この機械がその実験装置である。
10. タブ3 — プロファイル
評点は計測値である。タブ3は計測系の管理画面である。既定の二人を先に書く。男性、30代、カナダ、ロック。女性、30代、アメリカ南部、K-POP。案件が違えば直す。空のままGOはできる。空のままパックは出せない。
| 欄 | 既定 | 空だと |
|---|---|---|
| 性別 | male / female | どの列を埋めたか不明 |
| 年代 | 30代 / 30代 | 30代適合と交絡する |
| 出身 | カナダ / アメリカ南部 | コミュニティで使えない |
| 好み | ロック / K-POP | コメントの読みが逃げる |
保存するを押すと runs/profiles.json に残る。次のGOと分析が、この計測系をExcelの 5_プロファイル へ写す。既定の二人に戻すボタンは、今回の案件へ戻すためにある。便利な初期化ではない。計測系の宣言である。
11. タブ4 — コンテキスト交換
分析のあと書き出す。他人のJSONを取り込む。プロファイルが無いパックは使えない。
自分の実験結果を他人に渡す手続きである。Excelの評点列だけでは足りない。機械は .sunoctx.json を吐く。中身は、案件条件、方案とStyle、評点、コメント、評者プロファイルである。歌詞全文は必須ではない。
| 操作 | 何が起きるか |
|---|---|
| パックをダウンロード | 直前の分析をJSONで書き出す |
| この庫へ残す | suno_opt_machine/community へコピーする。プロファイル欠は拒否 |
| 取り込む | 他人のJSONを庫へ入れる。欠パックは「使えない」と印が付く |
| 分析時にチェック | 支えとして読む。Fには足さない。計測系が遠ければ別案件 |
コミュニティの行を、自分の0点からの差に足すな。似たプロファイルなら「同じ方向を指している」と読める。違うプロファイルなら、平均するな。機械はその判定を、類似度と一文で返す。
12. 欠測の画面
タブ2の「欠測 — どこが不明か」は、信頼性を「下がった」で済ませないための表である。重さは high / mid / low。場所、欠けているもの、不明になった仮説、最適化への効き、の四列である。
| 例 | 不明になる仮説 | 製品選定 |
|---|---|---|
| E3 S7 の男女評点が空 | 女製品はフォークソウルである | 実施した行の中で選ぶ |
| 6項がすべて不要 | 点が動いた理由の分解 | 総合Vで選べる |
| 女1位が同点 | 女製品の一本化 | プロファイルとコメントで残す |
結果Excelの 3_欠測 に同じ表が残る。穴を埋めない。次の実験数を足すか、検証不能のまま出すかを、人が決める。
13. Excel の新しいシート
| シート | 使い方 |
|---|---|
| 5_プロファイル(実験票) | 評者の計測系。黄色を直してよい |
| 3_欠測(結果) | 仮説単位の検証不能。触らない |
| 4_プロファイル(結果) | この評点を出した計測系。パックの本体 |
6項の列は残してある。任意である。空でよい。「不要」と書く必要もない。モニターに6項を強いるな。
14. 予測と確認実験
タブ2の上段が予測。下段が実施行の記録。次にSUNOへ出すのは上段である。
分析のあと、画面の上に予測Styleが出る。これは実施行のコピーではない。因子の水準平均と、マイニングの年次と、コメントと、歌詞の制約を組み直した未実施文である。Excelの 2b_予測Style に同じ文がある。2_最適Style は参照条件である。名前が古い。中身は記録である。
確認は短い。予測文をSUNOに出す。参照条件(男S2、女S1またはS5F、欠測だったS7)を同時に聴く。同じプロファイルの評者が総合点を書く。予測が参照を超えなければ、交互作用が残っている。次の実験行を足す。枠は触らない。
15. タブ5 — ダッシュボードが出力である
要望、入力、質的/量的、TRIZ、因子、コンテキスト、マイニング、実験、欠測、フロー、予測。一枚で終わる。
SUNO MAXIMIZER の出力は、ダッシュボードまでである。Excel の評点表も、予測 Style の断片も、パックも、途中の材料である。分析が終わるとタブ5が開く。runs/dashboard.html が残る。HTML を保存すれば、機械の外でも同じ一枚が読める。
| ダッシュボードの節 | 何が載るか |
|---|---|
| 1 要望 | 年・国・場面、歌詞固定、男曲と女曲、評点、プロファイル |
| 2 入力 | 歌詞、条件、語彙Excel、実験票、評者。入れないもの |
| 3 質的か量的か | 質的。測度V。TOKENが質を運ぶ |
| 3b TOKENと向き | 許容差=質を維持して安くする。SUNOは向かない |
| 4 TRIZ | 行列は踏まない。分離と構想の因子化だけ借りる |
| 5 因子の形成 | 調整因子・制御因子。誤差因子は空。文脈と計測系 |
| 6 コンテキスト | 実験条件、因子×評点のマトリックス、水準平均 |
| 7 マイニングで学んだこと | 0点、年次、語彙 |
| 8 実験で学んだこと | コメントと因子効果。実施最高は記録 |
| 9 欠測のリスク | 仮説単位。穴埋めしない |
| 10 解析フロー | 要望から確認実験までの九段 |
| 11 予測 Style | 次に SUNO へ出す未実施文 |
15.1 画面の読み方 — 暫定終了の一枚
暫定終了の画面は、上から論文の順番で並ぶ。先に結論、要望、入力、質的判定、TOKEN、TRIZ、因子、マトリックス、学び、欠測、フロー、予測。スクロールして終わらせるな。各節の役割を、下に書く。
見出しに段(暫定終了)と、次は確認評点、と書いてある。これがいまの位置である。
オレンジの印が段である。中間、暫定終了、確定終了。副題に、この段が何を報告するかが書いてある。先に結論の緑枠は、予測の一文である。実施行の優勝ではない。
第2節は置いたもの。第3節は測度の種類。第4節はTRIZの借用範囲。
入力の表は、機械が見た材料である。入れない行を読め。アーティスト名、チャート1位での上書き、直交表、SN比のdBは、意図して除外している。質的判定は、風力や砂時計と対比して書く。TOKEN の節は、許容差設計の定義と、この案件の向きを書く。SUNO は方案ごとに生成コストが変わらないので向かない。
調整は組合せ最適化しない。制御は言語のまま。誤差因子の欄は空である。
年・国・年齢・場面は調整因子である。カナダを誤差に置くな。様式・BPM・編成・声は制御である。メリハリは実験コメントから後付けした列である。枠は触らず、列を足した。
実施最高は参照条件。製品は未実施の予測である。水準平均を読む。
単独(男性)と単独(女性)は、二つの適用対象の記録である。共通方案の記録は、両方の低い方である。誤差因子最適とは呼ばない。因子効果の表は、様式・声・編成・BPM帯の水準平均である。6本は直交していない。加法モデルは目安である。
左が語彙Excelから学んだこと。右が評点とコメントから学んだこと。
二つを足して2で割るな。同じ因子の列を読み、未実施の Style を組む。コメントが新しい列を増やす。メリハリがそれである。
次に SUNO へ出す文。実施行のコピーではない。語数と事前の読みが付く。
黒枠の英文が、次の実験である。V̂ は加法モデルの目安である。5を超える分は交絡である。確認実験では、この文と参照条件を同じ評者が聴く。
16. ユーザーの要望のまとめ
ダッシュボードの第1節である。今回の既定案件は、2027年カナダ30代、Highway 401 の車内である。歌詞は固定。男が選ぶ曲と女が選ぶ曲が要る。1曲に揃える案も出す。測度は評点。換金しない。アーティスト名は入れない。評者のプロファイルを対にする。
歌詞から読む制約は、都市の金、不在の恋人、ピアノとサックスの舞台指示である。チャート1位で歌詞を上書きするな。要望の欄が空だと、あとの因子が案件に飲み込まれる。
17. 入力情報
| 入力 | 役割 | 無いと |
|---|---|---|
| 歌詞.txt | 必要機能 | 制約が読めない |
| 条件プロンプト | 年・国・年齢・場面・主導権 | 既定の2027カナダ30代車内になる |
| 語彙 Excel | データマイニング。0点と語彙 | S0 がライブラリのトラップになる |
| 実験票の総合点 | この案件の因子効果 | 予測がマイニングだけになる |
| プロファイル | 計測系 | パックが使えない |
入れない。アーティスト名。チャート1位での上書き。直交表。SN比のdB。6項は任意であり、必須入力ではない。
18. この最適化は質的か、量的か
質的である。最終評価が言語評点 0–5 だからである。風力のように売電USDへ換算できない。砂時計のように秒で測れない。測度は受容評点 V。F = V − V0。単位は評点差である。許容差設計には向かない。感度地図だけ残す。ニーズが無いので許容差設計には向かない。
質的であることと、手法が粗くなることは別である。因子が言語で揃い、方案が数えられ、基準が書いてあれば、探索は機械的にできる。ダッシュボードの第3節に、この判定を毎回書く。案件が量的に変わったら、基礎理論編の許容差の向きが変わる。
19. 質的であっても、TRIZのどこを使うか
矛盾行列は踏まない。40原理の機械的展開を本文の本体にしない。借りるのは三つである。
| 借りる部分 | この案件 | 借りない部分 |
|---|---|---|
| 矛盾の分離(時間/条件) | 舞台指示と若年テンポを、BPMと声の成熟で分ける | 39×39の行列 |
| 物理的矛盾 → 因子化 | 息が近い/車内で沈まない、を中音域とメリハリにする | 物理量の金額化 |
| 構想を因子に含める | 様式そのものをパラメータではなく構想として並べる | TRIZ会議の翌週に直交表 |
質的案件でTRIZを捨てると、因子が口コミの単語のまま残る。借りるのは感覚であり、本体は評点表である。ダッシュボードの第4節に、使った部分と使わない部分を対で書く。
20. 因子の形成
調整因子は年・国・年齢・場面である。組合せ最適化しない。カナダを誤差因子に置くな。制御因子は様式、BPM、編成、声、制作温度、メリハリである。構想と水準を分けない。水準は言語のまま切らない。誤差因子の欄は空である。この機械では使わない。男性と女性は二つの適用対象である。単独方案を先に出し、共通方案は需要があるとき出す。AUXは文脈である。プロファイルは計測系である。誤差因子に混ぜるな。誤差の三文字だけでは書かない。
メリハリは、実験コメントから後付けした制御因子である。S0 と S5 が「曲にメリハリなく感動がない」と返した。枠は触らず、列を足す。これが因子の形成である。最初から完全な因子表を要求しない。実験が列を増やす。
21. コンテキスト — 実験条件と因子、評価のマトリックス
コンテキストは三つある。データマイニング、自分の実験、コミュニティ。ダッシュボードの第6節は、自分の実験のマトリックスである。行が方案、列が因子、右が男V・女V・F・コメントである。欠測は「欠」と書く。平均で埋めない。
同じ節に、水準平均の因子効果がある。様式、声、ピアノ+サックス、BPM帯。6本は直交していない。加法モデルの予測Vは目安である。5を超える分は交絡である。制御因子間の交互作用も、このマトリックスの行の差として読む。
22. データマイニングで学んだこと、実験で学んだこと
マイニングが教えるのは、0点(2010sトラップ)、年次(2027はアナログ中音域が残る)、語彙(Rhodes、sax、cabin midrange)である。実験が教えるのは、コメントと因子効果である。男の実施最高は indie-folk。女は S1 と S5F の同点。S5 は男側で0点未満。S7 は欠測。メリハリが新しい列になる。
二つを総合するとは、二つの優勝を足して2で割ることではない。同じ因子の列を読み、未実施の Style を推定することである。ダッシュボードの第7節と第8節を、並べて読む。
23. 欠値があった場合のリスク評価
穴を埋めない。信頼性は「下がった」では済まない。高い欠測は、その方案が担っていた事前仮説を検証不能にする。S7 が空なら、女製品はフォークソウルである、は切れない。1曲予測が S7 骨格に寄っても、S7 そのものの確認が残る。6項が空なら、点が動いた理由はコメントで読む。総合Vがあれば予測は止めない。
リスクは、予測を確認済みの製品と取り違えることである。欠測があるほど、予測は仮説である。ダッシュボードは、予測文の下に確認実験の手順を置く。
24. 解析フロー
| 段 | やること |
|---|---|
| 1 | 要望と歌詞を必要機能に固定する |
| 2 | データマイニング。0点と語彙と年次を表にする |
| 3 | 因子を三分する。AUXとプロファイルは別列 |
| 4 | 実験票を出し、SUNOで聴く。総合点を戻す |
| 5 | 欠測を仮説単位で書く |
| 6 | 因子効果を読む。実施行の優勝を製品にしない |
| 7 | マイニングと実験とコメントと制約を組み、未実施Styleを予測する |
| 8 | ダッシュボードに全部を載せる。これが出力である |
| 9 | 確認実験。予測文と参照条件を同じ評者が聴く |
フローの途中で Excel を保存して終わってはいけない。タブ5が開くまでが、機械の仕事である。
25. 三段のダッシュボード — 中間 / 暫定 / 確定
GO のあと中間。分析のあと暫定終了。確認評点のあと確定終了。
中間は、実験票を渡すときに出す。どこまで終わったか、要望をどう読んだか、TOKEN と許容差の向き、何を固定したか、何を最大4因子で動かすか、欠値を許容するリスク。最適化の予測はまだ出さない。タブ5が GO の直後に開くのは、この報告である。
暫定終了は、記入済み Excel を分析したあとに出す。最適化情報までのすべての検討結果である。教育用の品質工学論文が載せる最小要素(題、因子、測度、実験表、要因効果、予測、次の確認)を残す。
確定終了は、予測 Style を SUNO に出し、同じ評者が総合点を書いたあとに出す。ユーザーが最適化情報で妥当性確認をした結果を含める。タブ5の下の欄に確認Vを入れる。利得、問題点、今後の改善が載る。この時点で品質工学の論文になることが期待できる。匿名化してコミュニティへ残してよい。
| 段 | 出すとき | 論文との対応 |
|---|---|---|
| 中間 | GO の直後。実験条件を渡す | はじめに、因子、実験計画 |
| 暫定終了 | 評点 Excel を戻したあと | 結果、要因効果、最適の推定 |
| 確定終了 | 確認評点を書いたあと | 確認実験、考察、今後 |
事前調査で確度が高い列は固定。不確実な列だけ実験する。














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